よくある質問
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JFT/Lite Net
通信・プロトコル・回線
必要ありません。
全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順)を利用可能なアプリケーションをご用意ください。
全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順・広域IP 網)SSL/TLS 方式をご利用の場合は、これに準拠したアプリケーションをご用意ください。後続連携処理の実行中は該当ファイルのJOBステータスが"起動中"のままとなっておりますので、これらのコマンドを実行すると失敗します。
そのため後続連携処理でこれらのコマンドを実行する前に、JOBステータス変更コマンド(JcJobStsChange)でJOBステータスを正常に変更して下さい。JFT/Lite Netでよく発生するエラーは以下になります。
・ファイル属性エラー 物理ファイル名:<ファイル名> [詳細]Invalid max-text-length or file-record-length.
ファイルのテキスト長が最大テキスト長を超えています。
最大テキスト長は、ファイルが固定長の場合はレコード長より5バイト以上、可変長の場合は7バイト以上を指定してください。
最大テキスト長の上限は圧縮区分が圧縮ありの場合は32007、圧縮なしの場合は32767となっております。
全銀協手順の圧縮方式では、データに繰り返し文字がない場合、圧縮後のサイズがレコード長を超える場合があります。・着信エラーが発生しました [詳細]指定された相手先は既に通信中です。
JFT/Lite Netにおいて同一相手先との通信は回線が切断された段階で可能になります。
そのため同時に通信する場合にはセンターコードが異なる通信相手先を別途作成してください。・相手先情報が取得できませんでした。 ,Detail:ファイル管理情報に該当レコードが存在しません。
このメッセージは内部処理に伴い出力されるメッセージです。通信の成功・失敗には関係のないメッセージになりますので無視してください。・通信障害が発生しました [詳細]回線接続エラー [MACHINE]<IPアドレス>/[PORT]<ポート番号> Http.ConnectSSLCNError
証明書のコモンネーム(Common Name,一般名)と通信相手先のホスト名が一致していない場合に発生します。
コモンネームが通信相手先のホスト名と一致している場合は、相手先情報のIPアドレス部分をホスト名に変更してください。
証明書のコモンネームと通信相手先のホスト名のチェックを行わない場合は、[証明書管理(発信)]の[ホスト検証]を"無効"に設定してください。ファイルステータスが完了になっていない可能性があります。
配信登録コマンドは、ファイルのステータスが以下の状態の場合に実行すると指示エラーになります。
※ファイルのステータスは、JcReferFileStsコマンドにより取得できます。□ 配信登録できないステータス
【ファイルステータス】
・ 1:「起動待ち」
・ 2:「発信待ち」
・ 4:「起動中」
・ 5:「通信中」
・ 6:「リトライ待ち」
・ 7:「リトライオーバー」
・ 9:「エラー」
・10:「中断」
・11:「障害」
・21:「ホールド」【JOBステータス】
・ 1:「起動中」
・ 3:「エラー」
・ 4:「不明」なお、強制登録オプション(-d)を指定することで、ファイルステータスの状態を無視して強制登録することができます。
ただし、ファイルステータスが以下の状態の場合は強制登録はできません。□ 強制登録できないステータス
【ファイルステータス】
・ 1:「起動待ち」
・ 2:「発信待ち」
・ 4:「起動中」
・ 5:「通信中」
・ 6:「リトライ待ち」
・21:「ホールド」【JOBステータス】
・ 1:「起動中」発呼着呼それぞれ以下のような遷移になります。
相手先情報へ設定するIPアドレスの末尾に「:ポート番号」を指定することで、通信相手先ごとで別の受信ポートを指定することができます。
設定例) 127.0.0.1:5022自局起動の場合、同時セッション数を超える要求は待ち状態となります。
セッションに空きができれば順次通信が実行されます。他局起動の場合は、通信相手側で接続エラーとなることが想定されます。
その場合、通信相手側でリトライ処理を行っていただく必要があります。非同期で動作します。
伝送完了をもって処理を行いたい場合は、集配信後続ジョブより実施してください。自局起動の場合は、通信エラーを検知してからリトライインターバル経過後に再度通信を行います。
他局起動の場合はリトライは実行されません。同時セッション数を変更する場合、構成変更ツール(JcConfig)より設定します。
以下手順を参考に設定を変更してください。□ Windows環境の場合
1.コマンドプロンプトからJcConfigコマンドを実行するか、スタートメニューから以下を選択してください。
[スタート]-[JFT Lite Net]-[JcConfig]
2.構成情報タブの通信セッション数を変更してください。
3.JFT/Lite Netを再起動してください。□ UNIX環境の場合
1.デスクトップ画面のコンソールからJcConfigコマンドを実行してください。
2.構成情報タブの通信セッション数を変更してください。
3.JFT/Lite Netを再起動してください。レコードIDは、全銀TCP/IPプロトコルのファイル制御電文の項目です。
JFT/Lite Netではファイル情報の「ファイル属性」項目が該当します。
この固定長/可変長設定が通信相手先とあっておらず、エラーが発生したものと思われます。
「ファイル属性」の設定を通信相手先と合わせるようにし、再度通信を行ってください。通常、当方から何らかの電文を通信相手先に送った場合、通信相手側から論理ACKと呼ばれる応答が返ってきます。
本エラーはJFT/Lite Netで設定している「無通信監視タイムアウト」の値を過ぎても応答がなかったことを意味します。
※「無通信監視タイムアウト」の値は、システム情報より変更が可能です。自局配信の場合、以下のようなやり取りとなります。
開局要求→
←[論理ACK]
←開局回答
[論理ACK]→
開始要求→
←[論理ACK]
←開始回答
[論理ACK]→
データ電文→
←[論理ACK]
:通信相手先やネットワークに問題が発生している可能性があります。
システム情報に設定されていても、相手先情報に設定されていればそちらが優先されます。
相手先情報を設定する際に最大テキスト長の値を設定しない(空白のまま)場合は、自動的にシステム情報で設定されている最大テキスト長の値が使用されます。一次局は自局、二次局は他局を意味します。
全銀TCP/IPプロトコルでは「テキスト」と呼ばれる単位でデータを転送します。
通信サブレイヤ仕様を「基本」とした場合、テキスト転送後に毎回確認用の全銀論理ACKを通信相手に送信します。 (論理ACKとは送達確認のために使用される、全銀TCP/IPプロトコルで規定されたメッセージです)
通信サブレイヤ仕様を「オプション」とした場合、一定の数のテキスト転送後に全銀論理ACKを通信相手に送信します。なお、設定に「連続受信回数」がありますが、これが連続して送信するテキスト数となります。
全銀TCP/IPの仕様上0~15で設定することが可能です。
多くの全銀TCP/IPプロトコル対応製品では、連続送信テキスト数15での通信が可能となっています。
通信相手先の設定が不明であれば通信サブレイヤ仕様に「オプション」を指定し、連続受信回数に「15」を指定して伝送してください。アプリケーションIDは、全銀TCP/IPプロトコルの通信制御電文の項目です。
JFT/Lite NetではアプリケーションIDを「0」として送っています。
全銀TCP/IPプロトコルではこの値をエンコードして送りますが、そのエンコード方式が間違っている可能性があります。JFT/Lite Netではエンコード方式に「EBCDIC」と「ASCII」の設定が可能です。
一般的に使われているエンコードタイプは「EBCDIC」となります。
通信相手先で指定しているエンコードタイプを確認し、JFT/Lite Netのエンコードタイプを相手先と合わせて設定してください。□ エンコードタイプの設定変更方法
1.JFT/Lite Netの運用画面を起動しログインします。
2.メニューより[システム運用]-[システム情報]を選択します。
3.システム情報に[エンコードタイプ]という項目があります。
4.この項目を通信相手先の値へ合わせて、[OK]をクリックします。
5.JFT/Lite Netを再起動します。JFT/Lite Netでは全銀サイクル管理機能をサポートしていません。
全銀サイクル管理を使用したい場合には、JFT/Lite Netのファイル情報をサイクルNOごとに登録してご利用いただくことになります。□ サイクル管理使用時のプロトコル上ファイル名設定例(半角)
・サイクルNo.01:「502000010100」
・サイクルNo.02:「502000010200」全銀TCP/IPプロトコルのファイル制御電文の項目です。
PC手順でのみ使用可能であり、プロトコル上ファイル名をより細分化する場合に使用します。全銀TCP/IPプロトコルのファイル制御電文の項目です。
PC手順でのみ使用可能であり、プロトコル上ファイル名をより細分化する場合に使用します。後続ジョブの起動パラメータへ通信結果を渡すことが可能です。
指定するパラメータ略文字と内容は以下のようになります。□ ファイルステータス(略文字"%S")
0:正常
1:発信リトライ中
2:発信リトライオーバー
3:着信エラー□ ステータス詳細(略文字"%D")
0:正常終了
1:ファイルなし
2:不正回線断検知
3:電文処理結果異常
4:ファイルアクセスエラー
9:その他エラーファイル単位は、終了回答電文の送受信が正常に行われることでファイル伝送が正常に行われたと判断します。セッション単位は、閉局電文の送受信が正常に行われることでファイル伝送が正常に行われたと判断します。
本設定が通信相手先と異なっていた場合、伝送の処理結果が双方で異なってしまう恐れがありますので、通信相手先と設定を合わせるようにしてください。
また、本設定はJFT/Lite Net後続連携処理の実行タイミングにも影響します。
詳細については、マニュアル「コマンドインターフェース解説書」の「補足2」内に記載があります。マニュアルはダウンロードページよりダウンロードが可能です。
初期設定では同時2セッションまで接続可能となっており、設定変更することで全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順)、全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順・広域IP 網)SSL/TLS 方式それぞれ最大で4セッションまで接続することが可能です。
JFT/Lite Netでは全銀サイクル管理機能をサポートしていません。
全銀サイクル管理を使用したい場合には、JFT/Lite Netにファイル情報を複数登録してご利用いただく必要があります。
ファイル・データ
JFT/Lite Netには基本的に集信ファイルの世代管理機能はありませんが、下記のような方法で代替することは可能です。
- 後続バッチによるファイル待避
集信完了後続バッチを作成して集信ファイルを別のファイル名に変更することで世代管理ができます。 - 複数ファイル定義による世代管理
同一の全銀ファイル名のファイル情報を複数定義することで世代管理ができます。
※全銀サイクル管理機能とは異なります。
- 後続バッチによるファイル待避
レコード件数およびテキスト件数を取得するAPIは提供していません。
レコード件数およびテキスト件数を取得するAPIは提供していません。
ファイル情報の「ファイル属性」タブで「レコード属性」の項目を「可変長」に設定して頂ければ、可変長ファイルの集配信を行うことが可能です。
ただし、通信相手先のアプリケーションも可変長をサポートしている必要があります。UNC形式を指定することは可能です。
ただし、JCコマンド実行時は先頭文字がエスケープシーケンスとして扱われるため、'\\'ではなく'\\\'とする必要があります。後続ジョブ処理中は、同一宛先同一ファイル種類の集配信を行うことができません。
そのため、ジョブ完了前に集信ファイルが上書きされてしまうことはありません。JFT/Lite Netには改行コードの追加削除以外にファイルを編集する機能はありません。
集信ファイルの文字コード変換などを行われる場合は、別途アプリケーションをご用意いただく必要があります。
JFT/Lite Netには基本的に集信ファイルの世代管理機能はありませんが、下記のような方法で代替することは可能です。
- 後続バッチによるファイル待避
集信完了後続バッチを作成して集信ファイルを別のファイル名に変更することで世代管理ができます。 - 複数ファイル定義による世代管理
同一の全銀ファイル名のファイル情報を複数定義することで世代管理ができます。
-
- 全銀サイクル管理機能とは異なります。
- 後続バッチによるファイル待避
JFT/Lite Netではファイル定義情報登録時に指定されたファイル名で集信ファイルを作成します。
再度、同じファイル種類を集信した場合は、データ内容は上書きされます。JFT/Lite NetではJFT/Serverのように世代管理の機能は持ち合わせてはいませんが、以下の方法で世代管理を行うことが可能です。
業務・ホスト連携
ユーザ引継情報を運用画面から指定することはできません。
コマンドラインからの指定のみ可能となります。JFT/Lite Netは情報管理と通信を行うJCサーバ(JcServer)と画面を提供する運用画面(JcMonitor)で構成されます。
運用画面プログラムでは、リモート運用機能を提供しています。
運用画面プログラムの接続先にJCサーバのインストールマシンを指定することにより、リモート端末から運用を行うことが可能です。例として、UNIX環境へJCサーバを導入して運用画面を別のWindows環境へ導入した場合、Windows環境よりリモート運用を行うことができます。
JFT/Lite Netに集配信ファイルを登録するには以下の2つの方法があります。
- 運用画面からの登録
運用画面(JcMonitor)から宛て先とファイルを選択して登録します。 - コマンドによる登録
JFT/Lite Netが提供する集配信ファイル登録コマンドを実行して登録が可能です。
業務バッチなどから集配信登録を行う場合にはこの方法で行います。
- 運用画面からの登録
JFT/Lite Netには起動時刻を指定して集配信登録を行うスケジュール機能はありません。
Windowsタスクなど外部アプリケーションを利用してください。JFT/Lite Netでは集配信後続連携によるJOB起動はできますが、集配信前のJOB起動はサポートしていません。
ユーザ引継情報を運用画面から指定することはできません。
コマンドラインからの指定のみ可能となります。
運用管理
JFT/LiteからJFT/LiteNetへの移行は以下の手順を実施してください。
1.JFT/Liteのサービスを停止してください。
2.JFT/Liteの下記ファイルを任意のディレクトリにコピーしてください。
[JFT/Liteインストールディレクトリ]/repository 配下のpurInfo.serを
除く全てのファイル
[JFT/Liteインストールディレクトリ]/resource/AOM.def
[JFT/Liteインストールディレクトリ]/resource/monitor.properties
[JFT/Liteインストールディレクトリ]/rmainte/rmainte.properties
3.JFT/Liteをアンインストールしてください。
4.JFT/Lite Netをインストールしてください。
5.2でコピーしたファイルを、JFT/Lite Netの同一構成のディレクトリ
へ配置してください。
6.JFT/Lite Netのサービスを開始してください。コマンドは運用画面と比較して以下の操作が行えません。
- 相手先情報、ファイル情報の削除
- 相手先グループの作成・削除
- システム設定(ポート番号やタイマー値等)の変更
そのため、これらの操作を行う場合は運用画面をご利用いただく必要があります。
運用画面はJFT/Lite Netサーバに接続可能な環境であればWindows、Linuxのどちらの環境でもインストールしてご利用いただけます。JFT/Lite Netから発信を行う場合は、通信相手先からルート証明書、中間証明書もしくはサーバ証明書を入手し、クライアントトラストストアにインポートしてください。クライアント認証を行う場合は、クライアントキーストアから公開鍵証明書を出力し、通信相手へ送付してください。認証局で証明書を発行した場合は、ルート証明書、中間証明書を送付してください。
JFT/Lite Netで着信を行う場合は、サーバキーストアから公開鍵証明書を出力し、通信先に送付してください。認証局で証明書を発行した場合は、ルート証明書、中間証明書を送付してください。クライアント認証を行う場合は、通信相手先からルート証明書、中間証明書もしくはサーバ証明書を入手し、サーバトラストアにインポートしてください。インポート後は着信サービスの再起動が必要になります。
証明書の作成、出力、インポートは運用画面の[編集]-[相手先情報]もしくは[業務運用]-[証明書管理]メニューもしくはJcCertificateManagerコマンドで行えます。
SSL/TLS 通信に必要な以下の設定を事前に実施いただく必要があります。
- ストアパスワードの設定
- サーバーキーストアの証明書の作成(着信通信を行う場合)
- 全銀SSL/TLS手順用セッションの設定
次に相手先情報の[暗号化区分]を"有効"に変更し、証明書の設定を行ってください。
詳細については、マニュアル「機能説明書」の「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)について」内に記載があります。
マニュアルは下記URLよりダウンロードをお願いします。
https://www.jft-edi.jp/download/以下の方法で移行を行っていただくことで、現行PCのライセンスキーおよび設定情報をアップグレード後も利用することができます。
1.現行JFT/Lite Netのサービスを停止してください。
2.現行JFT/Lite Netをアンインストールしてください。
3.現行JFT/Lite Netの下記ファイルを取得してください。
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/repository 配下全て
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/resource/AOM.def
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/resource/monitor.properties
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/rmainte/rmainte.properties
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/security 配下全て
4.新しいバージョンのJFT/Lite Netをインストールしてください。
5.3で取得したファイルを、新しいPCの同一構成のディレクトリへ配置してください。
6.新しいバージョンのJFT/Lite Netのサービスを開始してください。以下の方法にてお問い合わせください。
1.運用画面を終了してください。
2.以下のファイルを取得してください。
※各ログファイルの日付箇所(yyyy-mm-dd)はエラー発生日が入ります。
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/log
CLIENT.yyyy-mm-dd.log
Monitor.yyyy-mm-dd.log
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/log/command
<コマンド名>.yyyy-mm-dd.log
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/log/communication
com.yyyy-mm-dd.log
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/log/config
JcConfig.yyyy-mm-dd.log
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/log/operation
ope.yyyy-mm-dd.log
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/log/rmainte
rmainte.yyyy-mm-dd.log
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/repository
→フォルダ配下の全serファイル(フォルダ単位でも構いません。)
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/resource
→フォルダ配下の全ファイル(フォルダ単位でも構いません。)
3.エラー発生日時、エラー内容とあわせて上記2.で取得したファイルを弊社サポート宛てにご送付ください。
https://www.jft-edi.jp/contact/以下の方法で移行を行っていただくことで、現行PCのライセンスキーおよび設定情報を移行後のPCで利用することができます。
1.新しいPCへJFT/Lite Netをインストール
2.現行PCおよび新しいPCのJFT/Lite Netサービスを停止
3.現行PCの下記ディレクトリをコピーし、新しいPCの同じディレクトリへ配置
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/repository 配下全て
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/resource/AOM.def
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/resource/monitor.properties
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/rmainte/rmainte.properties
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/security 配下全て
4. 新しいPCのJFT/Lite Netサービスを開始
※設定情報の反映確認後、現行PCのJFT/Lite Netはアンインストールしてください相手先情報やファイル情報を変更した場合は、次に発着信登録した伝送から反映されます。
システム情報を変更した場合は、JFT/Lite Netのサービス再起動後から反映されます。再インストールは不要です。
IPアドレスを変更する際は必ずJFT/Lite Netを停止してから行ってください。Windowsサービスから起動することで、ログオフしてもJCサーバ(JcServer)が停止されなくなります。
登録数の制限はありません。
ダウンロードページより、PDF形式でJFT/Lite Netのマニュアルをダウンロードいただけます。
ダウンロードの際、お客様の情報をご入力いただくことになりますのでご了承ください。
またJFT/Lite Net運用画面のヘルプからでもマニュアルの情報をご覧いただくことができますので、併せてご利用ください。初期設定では25000、25001を利用します。
なお、以下手順にて変更することも可能です。□ Windows環境の場合
1.コマンドプロンプトからJcConfigコマンドを実行するか、スタートメニューから以下を選択してください。
[スタート]-[JFT Lite Net]-[JcConfig]
2.接続情報タブの、サーバ接続ポート番号と受信ポート番号を変更してください。
3.JFT/Lite Netを再起動してください。□ UNIX環境の場合
1.デスクトップ画面のコンソールからJcConfigコマンドを実行してください。
2.接続情報タブの、サーバ接続ポート番号と受信ポート番号を変更してください。
3.JFT/Lite Netを再起動してください。マスタ情報をコマンドラインにて出力する方法はありません。
運用画面からの確認のみ可能となります。JFT/Lite Netに通信相手先、ファイル共に登録数の制限はありません。
相対パスが記載されたファイルが多く存在していますので、インストールディレクトリを変更することはできません。
もしインストールディレクトリを変更される場合は、JFT/Lite Netを再インストールしてください。エラーコード一覧は用意していません。
エラーの調査が必要な場合は、FAQをご参考に弊社までお問合せください。
JFT/Lite NetではSNMPトラップ、メール通知機能をサポートしていません。
JFT/Lite Netの障害を検知するためには以下の方法が考えられます。通信処理のエラーであれば通信後続連携ジョブにてエラー内容を取得することが可能です。
上記ジョブ内にてOS提供のAPIなどを指定することで、イベントログやSYSLOGへ障害内容を通知することができます。運用監視ソフトで障害検知を行いたい場合は、JFT/Lite Netのログファイルを監視することで障害を検知することができます。
監視対象のログファイルや文言については、以下を参考にしてください。□ 監視対象のログと文字列
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/log/communication
・com.yyyy-mm-dd.log (通信ログ)
検索対象文字列:[ERROR]
[JFT/Lite Netインストールディレクトリ]/log/operation
・ope.yyyy-mm-dd.log (運用画面の操作ログ)
検索対象文字列:[ERROR]JFT/Lite Netではイベントログ、SYSLOGへの出力はサポートしていません。
上記処理を行いたい場合は通信後続連携ジョブ内にて、OSが提供するログ出力処理を指定するなどしていただく必要があります。JFT/Lite Netのプロセス名は起動方法によって以下のようになります。
□ Windows環境
- Windowsサービスから起動 "JcServer.exe"
- "JcServer"コマンドから起動 "JcServer.exe"
- "JcStart"コマンドから起動 "JcStart.exe"
□ UNIX環境
- "JcStart"コマンドから起動 "JcStart"
- "JcServer"コマンドから起動 "JcServer"
以下方法にてお問合せください。
- 運用画面を終了してください。
- 以下のファイルを取得してください。
※各ログファイルの日付箇所(yyyy-mm-dd)はエラー発生日が入ります。- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/log
- CLIENT.yyyy-mm-dd.log
- Monitor.yyyy-mm-dd.log
- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/log/command
- <コマンド名>.yyyy-mm-dd.log
- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/log/communication
- com.yyyy-mm-dd.log
- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/log/config
- JcConfig.yyyy-mm-dd.log
- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/log/operation
- ope.yyyy-mm-dd.log
- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/log/rmainte
- rmainte.yyyy-mm-dd.log
- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/repository
- →フォルダ配下の全serファイル(フォルダ単位でも構いません。)
- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/resource
- →フォルダ配下の全ファイル(フォルダ単位でも構いません。)
- [JFT/Liteインストールディレクトリ]/log
- エラー発生日時、エラー内容とあわせて上記2.で取得したファイルを弊社サポート宛てにご送付ください。
http://www.jft-edi.jp/contact/
以下の方法で移行を行っていただくことで、現行PCのライセンスキーおよび設定情報をアップグレード後も利用することができます。
- 現行JFT/Liteのサービスを停止してください。
- 現行JFT/Liteをアンインストールしてください。
- 現行JFT/Liteの下記ファイルを取得してください。
[JFT/Liteインストールディレクトリ]/repository 配下全て
[JFT/Liteインストールディレクトリ]/resource/AOM.def
[JFT/Liteインストールディレクトリ]/resource/monitor.properties
[JFT/Liteインストールディレクトリ]/rmainte/rmainte.properties - 新しいバージョンのJFT/Liteをインストールしてください。
- 3で取得したファイルを、新しいPCの同一構成のディレクトリへ配置してください。
- 新しいバージョンのJFT/Liteのサービスを開始してください。
保守契約
JFT/Lite Netの保守は製品価格に下記サポートが含まれています。
そのため、JFT/Lite Netの保守契約は行っていません。□ JFT/Lite Netサポート情報
- 製品に関するお問い合わせ(メール,TEL) 平日9:30-17:30
https://www.jft-edi.jp/contact/ - 製品のバージョンアップ権(バグフィックス含む)
製品保守終了についてはリリースノートをご参照ください。
- 製品に関するお問い合わせ(メール,TEL) 平日9:30-17:30
ライセンス
JFT/Lite Netはライセンス数=インストール可能台数となりますので、クラスタ環境では2ライセンスが必要となります。
詳細はJFT/Lite Netのご紹介ページをご参照ください。
JFT/Lite Netはライセンス数=インストール可能台数となります。
詳細はJFT/Lite Netのご紹介ページをご参照ください。
その他
JFT/Lite Netは、特定の仮想化環境に対して個別の動作保障はしていませんが、動作しているOSが対応していればJFT/Lite Netもそれに準じて対応としています。
弊社が把握している導入環境は以下となります。
- VERITAS Cluster Server
- Microsoft Cluster Server
JFT/Lite Netでは情報管理にデータベース製品は使用していません。
ノーマルファイルを使用しています。JFT/ServerとJFT/Lite Netでは主に以下の違いがあります。
JFT/Server JFT/Lite Net機能比較
全銀サイクル管理機能
- JFT/Server:あり
- JFT/Lite Net:なし
JFT/Lite Netには全銀サイクル管理機能がありません。
全銀サイクル管理を使用したい場合には、JFT/Lite Netにファイル情報を複数登録してご利用いただくことになります。スケジュール機能
- JFT/Server:あり
- JFT/Lite Net:なし
JFT/Lite Netでは日時を指定して通信指示を行うことができません。Windowsタスクなど外部アプリケーションで実現する必要があります。
障害時連絡通知機能
- JFT/Server:あり
- JFT/Lite Net:なし
JFT/Lite NetにはSNMPやWindowsイベントログなどへトラップ通知を行う機能はありません。
プロトコル
- JFT/Server:複数プロトコルをサポート
- JFT/Lite Net:全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順)、全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順・広域IP 網)SSL/TLS 方式
JFT/Serverでは、全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順)、全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順・広域IP 網)SSL/TLS 方式に加えて全銀BSC、JCA、FTP(S)、HULFT、WebEDI、AS2プロトコルをサポートしています。
保守契約
- JFT/Server:あり
- JFT/Lite Net:なし
JFT/Lite Netに保守契約はありませんが、メール、電話でのお問い合わせ対応は可能です。
詳細は以下をご参照ください。
https://www.jft-edi.jp/faq/lite-net/#000094